
KY、なにが悪い
私は、日本社会が嫌いです。なんて、息苦しい、生きづらい、社会なんだろう。
そんな思いをずっと感じてきました。大嫌いな言葉があります。「KY」。「空気が、読めない」その略だ、というのです。そして、そうした人たちを、まるで「非社会的だ」と言わんばかりに排除しようとするのです。「空気なんて、読むな。地獄に落ちるぞ。」聞いた瞬間、そんな怒りが、心の底からこみ上げてきました。
人の人生を生きる日本社会
「まるで、人の人生を生きているみたいだ。」それが、日本社会に対する私の嫌悪感だったのです。3年間の米国留学を経て日本に戻り、ようやく亡父が経営する企業で働き始めました。もう30年以上も昔の話しです。
そしてよくある留学帰りの「燃え尽き症候群」
頑張って頑張ってウツになって、、、「なんでこの国では、みんな頭を使わずに気ばかり遣っているんだろう?」留学当時、『セオリーZ』『ジャパン・アズ・ナンバーワン』などなどアメリカから見た日本のあの輝かしさは何だったのだろう?そして今、気ばかり遣う非生産的な老国ニッポンは30年に及ぼうとする「失われた時代」のまっただ中にあります。
そうそうたるメンバーが集結
私はウツの体験者です。そして発達障害に関しては、ほぼ素人です。もちろんこの1年間、100冊はゆうに超える関連本に目を通し、猛勉強してきました。
「やまさん文庫」はそうした著作を集めたものです。幸いなことにその方面を熟知した宮腰先生、心理面での大先輩である佐藤先生、就労移行支援事業そのもののプロである伊藤センター長や石井副センター長、さらには当事者である大住さん、準備会メンバーにそうそうたるメンバーが集結。代表である私の無知をカバーして余りある集まりとなりました。
「とがった自分」を生きてほしい
そして、思うのです。この事業所を利用する皆さんには、ずっと、「とがった自分」を生きてほしい、と。「人の人生を生きるのが下手な人たち」なのではないか。そう、思うのです。なのに、無理矢理「人の人生を生きるのが日本流」とばかりに変な常識を押しつけられて、わざわざ苦手な生き方を強いられて、頭も心も混乱の中に墜とし込まれて。
「ZUTTO(ずっと)。!自己実現プログラム」
いま、日本社会の課題は「自分を生きる」社会になることです。私の仮説は皆さんがむしろ、「『自分を生きる』のが得意な人たち」なのではないか、というもの。周回遅れのトップランナー?かも知れない皆さんに日本の新しい時代をリードしていただきたい。そんな思いで「ZUTTO(ずっと)。!自己実現プログラム」を準備、提供することとしました。もう十分。そろそろ「自分を生きる」ことにしませんか?
就労移行支援事業所 ZUTTO(ずっと)。!
代表